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W.M.ヴォーリズが愛した教会
近江八幡教会
日本キリスト教団
ーヴォ―リスさん作詞、作曲ー
讃美歌 「地の上にまことの(神の国)」
ヴォーリズさんの讃美歌
ヴォーリズさんが、平和への願いを込めて作られた「地の上にまことの」の讃美歌は、混迷し、見通しのつかない今の時代にこそ、心して力一杯うたいたい。
ところで、当時アメリカで発行されたいくつかの讃美歌集にはどれもW.M.ヴォーリズ作曲ではなく、別の人の曲が配せられていた。ヴォーリズさんは歌詞だけをアメリカに送ったからである。現在「Let There Be Light,Lord Got of Hoste」の詩には、三つのセティングのあったことが分かっている。
今日(2016.8.7)の平和聖日礼拝で、聖歌隊が奉仕する曲はその中の一つで、ロウエル メイスン作曲による「Elton L,M」のチューンネームを持つ曲である。メイスンらしい親しみ易いメロディに幾分、古風な和声付けがなされている。他に、ウィリアム ボイド作曲になる「Pentecost」も平易な曲で良く人々に膾炙したようである。
現在では残念ながら両曲ともアメリカの主要教派の讃美歌集からは姿を消している。
もう一つのセティングについては、曲の不祥な点が多いので、ご存知の方はご教示をお願いしたい。
日本ではその後、ヴォーリズさんご自身がこの詩に作曲されたので、1931年版讃美歌には221番「Heiwa」と題して別所梅之助の訳で収録された。
私たちの良く知っているヴォーリズさんの讃美歌である。原曲は変ニ長調で、和声の進行も少し凝ったものが伝わっている。独特のアーメンもオリジナルである。 聖歌隊 堀 聖
(2016.8.7週報より)
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