受難週に入りました。
この時期に観たい映画を紹介します。
2004年 アメリカ映画
「パッション」
監督 メル・ギブソン
出演 ジム・カヴィーゼル モニカ・ベルッチ
この映画はイエスがゲッセマネで捕らえられ、裁かれ、十字架に架けられ、
復活の朝を迎えるまでを、ほぼ忠実に、聖書に従って描かれています。
アカデミー賞俳優であり、敬虔なカトリックでもあるメル・ギブソン監督が
長い年月と私財を投じて造り上げた作品です。
妥協を許さず完璧さを求めて、当時イエスが実際に話していたと思われる
アラム語を使うなど、英語のせりふが無いというアメリカ映画としては異色作です。
イエスの鞭打たれる場面、十字架を担がされて処刑場へ向かう場面、
十字架に架けられる場面、本当に見ているのがつらくなるほどですが、
もし私たちがその場に居合わせていたら、きっとこのような光景を
目にしたのではないでしょうか。そして私たちはそのイエスを見て
何を思い、どう行動したでしょうか。
愛、希望、赦しというメッセージは
今の私たちにも繋がっています。
ぜひ観ておきたい一作です。
ミッチ