さわやかな秋晴れの9月17日(水)シオン会第3回定例会に、深見牧師はじめ13名の会員が出席しました。
この日の讃美歌は524番で「イエスの服に触れる女」というタイトルにふさわしい歌詞でした。
マタイによる福音書5章25~34節のこのエピソードは、重い病気のため臥せっている12才の娘がいる会堂長ヤイロの家に向かう道でのできごとで、ヤイロの娘がその後、蘇るという話の中につなぎのようなかたちで書かれています。
ヤイロが一刻も早く娘のところにイエスを連れていきたいというなかで、おおぜいの群衆にもみくちゃにされながら後ろからイエスの服に触れた女性がいました。12年間病気のため「汚れたもの」として社会から疎外されていた女性が、勇気をふりしぼってやっとの思いでイエスの服に触れたとき、イエスは後ろを振り返って、触れたのは誰かを探し、自分からその女性に近づき癒したのです。
その女性の苦しみ、ヤイロの苦しみや悲しみ・・・ひとにはそれぞれ他のひとには計り知れない苦しみがあります。でも、イエス・キリストはその苦しみや悲しみをすべて受け入れ、信仰をもつひとにはすべて平等に向き合い、癒し慰める存在なのです。
深見牧師のお話を聞きながら、私たちもありのままの姿でイエスの前に進み出て、信仰を証し他のひとと苦しみや悲しみを分かち合い、救いを共に喜びあえるひとになりたいと思いました。
次回の例会は11月19日(木)10時~ルカによる福音書1章39~44節「マリアとエリザベト」を学びます。
シオン会員N.A
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