3月6日(金)2015世界祈祷日
バハマからのメッセージ
「わたしが あなたがたにしたことが分かるか」
毎年3月の第1金曜日は、全世界のキリスト教会の女性たちが、世界平和の実現を願って集い、同じひとつの式文を用いて祈る日です。
20世紀の初頭にアメリカで始まったこの運動は、いまでは170に及ぶ国と地域に拡がっています。この日、日付変更線の移動と共に「祈り」が丸い地球を一周するのです。今年は、自然豊かな美しい島々から成る中米バハマからのメッセージです。
八日市教会、近江金田教会そして私たちの教会の女性たちと牧師が近江金田教会に集いました。
今年のテーマである「わたしが あなたがたにしたことが分かるか」というイエスの言葉は、十字架への道を悟ったイエスが夕食のあと、弟子たちの足を洗ったのちに言われた言葉です。「私があなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたは互いに足を洗わなければならない。」
互いに足を洗うことは、分け隔てなく愛すること、違いを超えて愛することを意味します。弟子たちに示された深い愛は、私たちを愛する深い神の愛であり、その愛にこたえる私たちでありたいと、遠い地球の反対側の青い海、白い砂、極彩色の豊かな自然に溢れるバハマへ思いを馳せて、共に祈りました。
礼拝後は、食堂で美味しい食事をいただき、交流のひとときを持ちました。
自己紹介では、それぞれが「教会行事のうちで一番好きと思えるもの」を発表しました。
・忙しくて大変だけど「バザー」
・カラフルな卵がうれしい復活祭イースター
・クリスマスのキャロリング
・毎週の礼拝に出席することが喜びなど、参加者ひとりひとりの思いに耳を傾けました。
八日市教会の牧師からは、テレビや新聞でほとんど報道されない沖縄の辺野古で
いま起こっていることが報告され、私たちの住む日本の厳しい現実を思い知りました。
世界平和の実現に向けて、私たちができることを成しえますように、また祈りのうねりが世界中に広まっていきますようにと思いを込めた祈りを捧げて閉会しました。