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執筆者の写真hachimankyoukai

7月12日(日)教会学校



教会学校の礼拝で、子どもの頃通った教会学校の思い出をお話ししました。

 小学校の頃、毎週通ったのですが、一番印象に残っているのは「ひかりのこども」という讃美歌です。

 残念ながら、現行の「こどもさんびか」には残されていません。

 ♪ひかり、ひかり、わたくしたちはひかりのこども・・・というフレーズがおとなになってからも、ときどき思い出された大好きな讃美歌です。

 ひとりひとりが、その子どもらしいひかりを持ち、神様によって光を当てられ一層輝き、ひとりひとりがそれぞれの光る場所で光を放つ、子どもはそんな存在であるということを歌っているのではないでしょうか。

いま、子どもたちを取り巻く現実に厳しいものがあるからこそ、よけいに、この「ひかりのこども」という歌詞が胸に響きます。

私自身、思春期、進路などで悩んだりしたとき、社会人になってから苦難に直面したときも、この讃美歌が聞こえてきて、ずいぶん勇気づけられました。

 先週、岩手県の中学二年生の少年がいじめを苦に死を選び、大分県では父親が自宅に放火したために亡くなった4人の子どもたち・・・子どもたちをめぐる悲しいできごとが後を絶ちません。

世界でも、裸足で物乞いをして路上で生活したり、貧しさや病気のため、そして戦争や紛争に巻き込まれて、苦難のなかにある子どもたちがたくさんいます。

 「ひかりのこども」として生まれてきた子どもたちが、それぞれ自分らしい光を放ち、温かい光で周囲を癒し、お互いを照らしあい、その光の輪が地球を一周する日が来ることを祈ります。


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