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執筆者の写真hachimankyoukai

第80回京都教区定期総会




 5月3日(火)4日(水)の2日間にわたって京都平安教会で開催されました。平安教会は初めて訪れましたが、宝ヶ池公園にほど近く、周囲の緑と調和した堂々たる佇まいの建物でした。

 内部は天井が高く、風格あるパイプオルガンの音色が響き渡ります。

 広い教会堂が、京都府内と滋賀県内からの参加者でいっぱいになりました。

 開会説教は、韓国基督教長老会大田老会長 クォン・オソン師より「聖餐の真意」と題したメッセージでした。「聖餐」は、イエスが最後の晩餐でパンとぶどう酒をとり弟子たちに「これはわたしの身体わたしの血である」と言われたことからキリスト教の儀式として受け継がれているのですが、オソン師は「聖餐は分かち合いの食卓である。すべての人々が日用の糧を共に分かち合うこと、人種、性別、世代などすべての格差を取り除き、神の前ではすべての人が平等である。聖餐を通して新たに分かち合い、命の糧を与え合い、すべての人がつながるという深い愛と真意が込められている。」と力強く語りかけてくださり、セレモニーにとどまらない「聖餐」の意義をあらためて深く学ぶことができました。

 総会は、案件も多様で、歴史的経過に疎い私には難しい内容もあったのですが、ひさしぶりに顔見知りの他教会の方と会うこともでき、何よりも、京都と滋賀のそれぞれの教会でそして家庭で、共に祈る人々がいることを思い、喜びに満たされた時間を過ごすことができました。


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