9月24日(月)2018年度滋賀地区信徒大会
さわやかな秋空の下、滋賀県内各教会や伝道所から133名もの信徒が私たちの教会に集まって、今年の信徒大会が開催されました。
開会礼拝での平山正道牧師(大津教会)の奨励に引用された聖句「使徒言行録8章1~4節 さて、散って行った人々は、福音を告げ知らせながら巡り歩いた。」は、まさに私たちの役割を示す言葉として心に刻まれました。
記念講演は、49年前にカナダから来日され長年北海道で農村伝道に携わってこられたロバート・ウィットマーさん(農村伝道神学校校長)さんが流暢な日本語でおはなしをしてくださいました。教会は両生類であり、一本の足は教会に、もう一本は地域社会に足をつけていないといけないをモットーに、厳しい自然と広大な地で実践されてきた経験や信条等ユーモアを交えての講演は聴きいってしまいました。東日本大震災以後の会津の仲間たちとの交流や「愛と平和のトマトジュース」の販売、インターネット礼拝、平和へのとりくみなど多彩でエネルギッシュな活動ぶりには励まされたり感心したり圧倒されました。
北海道で忘れてはならない「先住民族」への謝罪等、私たちが忘れていることにも気付かされました。
教会は、建物ではなくキリストの体である、イエスは出かけて行ったなど思いを込めた言葉や、私たちは内向きになっていてはいけない、またいま教会にできることは何か、こどもたちや青年たちの参加と役割があることの大切さなど、
私たちの教会でも日頃話しあっていることにも言及され、午後の親睦会でもそのことが多く出されました。
「讃美歌大集合」ではウィットマーさんのギター伴奏でさまざまな歌を教えていただき「主は教会の基となり」は全員の大合唱が礼拝堂に響き渡りました。
この一日を感謝し、また来年お会いできることを祈りつつ閉会しました。