11月18日は(私の中では)待ちに待った秋の特別伝道集会2018が開催されました。今年は大阪シオン教会の主任牧師である安達隆夫牧師を迎えての集会となりました。
落語をする牧師?歌って踊れるみたいな才能はどうして養われたのか、すごく興味がありました。大学時代に落語という特技を身につけ、大学を卒業してからはサラリーマン生活を続けてキリスト教とは無縁の安達先生でありましたが、奥様が牧師家庭の娘として育ち、なぜかクリスチャンとは結婚したくないと誓い牧師の家庭を離れた方でした。
しかし神の計画はその意志に反し、信仰を取り戻された奥様から強く教会へ行くことを求められました。何度も何度も教会から離れようとされたのですが、その都度不思議な神の導きが与えられて、ついにはサラリーマン生活を捨て牧師になるために神学校へと導かれました。
礼拝の中で安達先生は「神が与えてくださるチャンス」と題し説教をして下さいました。聖書の民モーセやアブラハムが元々立派な人格としては描かれず、神に選ばれたことによって神に祝される人生へと導かれたことを通して、「神様は主から離れようとする私たちを何度も許し、主の道へと再び、三度と、連れ戻いしてくださいます。」と説いてくださいました。
午後からの伝道集会は皆さんが楽しみにしておられた福音落語「愛(あーいー)・レストラン」という演目で一席もうけて下さいました。コリントの信徒への手紙第一13章4~7をうまみに笑いに変えて、愛の意味を分かりやすく落語にして話されました。先生は「これは落語だから真に受けてはいけませんよ」と言われましたが、ユーモラスであればあるほど聖書の愛の教えが、私たちのためにあることを実感するものでした。
集会後は福音落語CD付きトラクトが販売され、バルナバプロジェクトというフィリピンの小学校再建のための活動を教会の人たちと進めておられます。