1月27日(日)教区講壇交換礼拝
今年初めての雪が積もった日曜日、教会員有志による雪かきのおかげで礼拝の準備も整いました。
年に一度の「京都教区講壇交換礼拝」では、浅野献一牧師(室町教会)より
『「きっと」のいのち』と題されたマタイによる福音書13章31~32節の聖句を学びました。「天の国はからし種に似ている。人がこれを取って畑に蒔けば
どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり、空の鳥が
来て枝に巣を作るほどの木になる」
人間社会は、自分の保身ばかりを考えたり国と国がいがみあい争うなど、神の国とは程遠い希望や愛が見えない現状であったとしても、すでに種は蒔かれており神の国は約束されている。そのことをあらためて実感する力強いメッセージを語ってくださいました。
浅野牧師自身の辛い体験や北海道浦河「べてるの家」のとりくみなども紹介され、ひとりひとりは弱さを抱え、迷い、くじけそうになる私たちですが、小さな種が大きな木になるように、神の国そして愛は必ずあることを信じて希望をもって歩んでいきたいと思います。