世界的な新型コロナウイルス感染拡大がなかなか止まりません。4月になり政府は「緊急事態宣言」を発令し、全国的に広がる事態となりました。人との接触を8割削減してくださいとの要請です。会社ではテレワークで仕事がなされ、SNS(Social Networking Service)を活用して人と人が連絡を取り合っています。学校は動画の配信によるオンライン授業で対応しようという方向になりつつあります。教会は高齢者が多く、ICT(Information and Communicaion Technology)を日常的に活用している人は少数です。
教会信徒は日曜日(主の日)に主を賛美するために教会に集います。そして神様と出会い、兄弟姉妹がともに祈り牧師先生を通して主イエスキリストのみ言葉をいただきます。
その主の体なる教会に集うことを感染症という病魔に遮断されようとしています。今は忍耐の時ではないでしょうか。NHKラジオの宗教の時間で小原克博先生が「信仰は常時に養い、非常時に試される」と言われましたが、まさに今がその時かもしれません。
私たちの教会でも、主日礼拝を動画配信しようと考えています。この試練の時を新たな取り組みのチャンスとし、普段礼拝に出席できない方にも礼拝の恵みに与かることができる機会になればと思います。まずは4月26日の主日礼拝から動画配信できるように準備をしています。4月26日から5月31日までの教会に集まる礼拝、諸集会はすべて中止となります。
人と人との接触は8割減らしても、神様との接触を減らすことはありません。人と人はITの力を借りてつながり、神様とのつながりは聖霊の働きを祈り願います。
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