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執筆者の写真hachimankyoukai

「イースター礼拝」4月17日(日)



 主イエス・キリストの復活をお祝いするイースターを迎えました。

この日の説教は「マルコによる福音書16章1~8節」からの引用です。・・・十字架に架けられたイエスは金曜日の午後3時に息をひきとり、アリマタヤの議員ヨセフに引き取られました。ヨセフはイエスの体を亜麻布で巻き、急いで岩を掘って作った墓の中に納め、墓の入口に石を転がしておきました。このようすをマグダラのマリヤとヨセフの母マリアが見守りました。安息日が終わった日曜日の朝早く、イエスの遺体に塗る良い香りの油を持って、ふたりのマリヤとサロメは墓に向かいました。すると墓の入口を塞いでいた石が転がしてあり、墓の中にイエスの遺体はなく、ひとりの若者が座っていたのです。若者は「あの方は復活なさってここにはおられない。ガリラヤでお目にかかれる。」と告げたのです。婦人たちは震えあがり、正気を失い、墓から逃げ去りました。と聖書に記されています。

私たちはいま主イエスが復活され天の父の御許に行かれたことを信じていますが、そのときの婦人たちにしてみれば「墓から遺体が無くなり死人が復活する」という事態は受け入れがたく想像もできなかったことでしょう。

「マルコによる福音書」が書かれたのはそのできごとから30年後ですが「復活のできごとは恐れることから始まる」ことを重視して書かれています。

婦人たちが「復活」を信じることができたのは、復活の主にお会いできたからです。イエスを見て信じた人々に、イエスは「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。信じて洗礼を受けるものは救われる」と命じられました。私たちの信仰の基となる「復活信仰」がここに表されています。

最近はイースターもお菓子や飾りつけなど目にするようになりましたが、ほんとうの意味での「イースター=復活の恵み」に感謝する礼拝のときとなりました。


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