世界祈祷日2023 3月3日(金)
今年の「世界祈祷日」のメッセージは「あなたがたの信仰について聞いています」と題して台湾から届きました。ロシアによるウクライナへの侵攻から一年が過ぎたいま、台湾も紛争こそ起きてはいませんが、中国との関係が緊張を高めています。
また、ミャンマー、アフガニスタン、パレスチナなど内戦や紛争により尊い命が奪われています。そして、台湾はかつて日本の植民地でしたから、近しい国である一方で私たちに日本の過去の歴史とキリスト者としてこのことにどう向き合うべきかを考えさせてくれます。
「あなたがたの信仰について聞いています」というテーマはエフェソの信徒の手紙1章15~19節に基づいています。台湾はさまざまな外国政府によって植民地化されてきた歴史の中で対立と統合を経験してきました。他民族国家であり、多言語を有しています。
また、宗教の多様性も世界二位だそうです。
表紙には台湾に人々にとって特別な意味をもつ鳥ミカドキジとクロツラヘラサギと「蘭の王国」と言われる台湾の胡蝶蘭、緑の草が描かれています。
苦難のなかで共存してきた歴史を歩んできた国だからこそ「あなたがたの信仰について聞いています・・・相手の思いを聴く」というメッセージに大きな感謝の思いを感じました。台湾からのメッセージを読み上げ、ウクライナに平和が戻りますように、そして世界の隅々まで平和が実現しますように、トルコ、シリアで起きた大地震の被害に遭われた人々のために祈りを捧げました。
近江金田教会で開催され、私たちの教会から6名、全体で13名の参加がありました。
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